日頃から、あまり運動されていない方は、筋肉の脂肪燃焼能力が低下している場合がありますので、以下の点に、ご注意下さい。
EMS運動に限らず、強い運動を行うと、脂肪の分解を早めるホルモン(ノルアドレナリン、アドレナリン、副腎皮質刺激ホルモン)が多く分泌され、血液中の脂肪酸の濃度が増加します。
この血液中の脂肪酸が、運動している筋肉(遅筋:赤筋)で消費されます。これが、脂肪燃焼のメカニズムです。
しかし、日頃あまり運動されていない方の筋肉は、脂肪酸の分解能力が低下している場合があり、脂肪酸を燃焼しきれず、血液中の脂肪酸の濃度が増えすぎて、不整脈などの心臓障害を引き起こす可能性があります。
この症状は、運動中よりも運動後の安静時や睡眠時に起こりやすいので、より注意が必要です。
EMS運動は、電気刺激で筋肉を運動させる事や、息苦しさを感じない事もあり、初めて使われる方も、過度に強い運動を行ってしまう可能性があります。
最初の1週間は、弱い運動から徐々に体を慣らしてお使い下さい。
これは、ツインビートの脂肪燃焼効果による弊害ですが、EMS運動を継続し、筋肉を鍛える事で、筋肉(遅筋:赤筋)の脂肪酸の分解能力が向上し、より体脂肪が燃焼されますのでご安心下さい。
最初は、無理をされず、徐々に運動強度を上げて下さい。
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